車いすダンサーよしこのページへようこそ（車いすダンス）

病気について

　よしこは二分脊椎という病気をもって産まれてきました。産まれてすぐに名古屋の市大病院に救急で運ばれ、その日のうちに何時間にもおよぶ大手術をしたと聞いています。命の引き換えにしたその手術のおかげで今の私は生きています。ただ手術の折に神経を切断してしまうため、足の力がなく、自力で歩く事ができません。歩くため時には、杖と装具を使っています。車いすを使うのは、ダンスのときだけです。　

車いすダンスと夢について

　　　　　　　　　　　　　　そんなよしこが今夢中にな

っているものが車いすダンスです。
　ダンスは私を表現できる最高の場所です。そして多くの人に感動を与えられることが何より素敵です。そしてずっと探していたリーダーさんにもめぐり合う事ができました。今は世界大会を目指して頑張っています。
　よしこはダンスをするようになって、今までの障害者という劣等感を少しずつぬぐいされるようになったと思います。にこにこ笑っていてもどこかで人から指を指されるのを恐れていたし、自分に自信がもてませんでした。
　ダンスは自己表現の場です。精一杯の自分を表現する事で、自分に自信がもて、自分をもっと好きになったように思います。
　車いすダンスは私の’夢’です。自分の生涯をかけて、世界大会出場という夢を叶えたい。
　そこまで思える車いすダンスに出会えた事、一緒に夢を叶えてくれるリーダーさんに出会えた事、自分の持てる力を出し切って夢を現実にしたいと思っています。　　

結婚について

　　　よしこは２００５年７月７日に結婚しました。
今思うときっとダンスをしていなかったら出来ていなかったかなと思います。
　自分に自信をもつことで、自分を愛してくれる人もいると思えるようになったから。最初からあきらめているとそれは相手にも見えてしまうものだと思うのです。今は足の不自由な事を自然に受け入れれるようになりました。

　愛する人と結婚できた事に今は感謝し、これからも輝ける自分でいたいと思っています。　

お琴について

よしこはお琴を６年ほど前から習いはじめました。始めたきっかけは浜松の楽器博物館に行った時に触れる楽器のコーナーがあってそこでお琴を鳴らしてみたら無性にやりたくなってしまったからです。
　今は年二回ほどの演奏会に出てみたりしているくらいですが、悲しい事があった時に心を落ち着けてくれる素敵な音色を奏でる楽器です。
　すきな曲は定番ですが、六段の調べとさくら変奏曲です。　

絵画鑑賞について

　
よしこは絵を見る事がなにより好きです。特にバロックの宗教画やロココの宮廷画が大好きです。好きな画家は有名どころでレオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロ、それからロココの画家ではブーシェが圧倒的にお気に入りです。印象派のルノアールにも小さな頃は熱中していました。
　日本画では上村松園が一番好きです。
　前にレンブラントの絵画展を名古屋の美術館でやった時に「自画像」の絵の素晴らしさに感激し、出口から何度もその絵の前に舞い戻って見入ってしまった事があります。
　絵画には何年たっても色あせない感動を与えられるパワーがありますね。

バイオリンについて

よしこはバイオリンを３歳の時から習っていました。小さな頃から音楽が好きで、３歳の私がバイオリンを習いたいと自分からお母さんにお願いしたのを今でも覚えています。
　結局は趣味程度に終わってしまいましたが、大学までずっと習っていて、学生オーケストラを４年間経験しました。
　交響曲ではベートーベン７番、シベリウス２番、ドボルザーク８番がお気に入りです。
　作曲家では圧倒的にモーツァルト！！弾くのはかなり難しいのですが、天才的な音の重なりには天から与えられた才能を感じます。彼をモデルにした「アマデウス」という映画は、私の一番お気に入りの映画作品です。

猫・・・ねこについて

よしこは猫が大好きです！！あの愛らしい姿を見ているとどんな嫌な事を忘れてしまいます。
　大きな瞳も、ピンとたったおひげも肉球もすべてが素敵！！
　一番すきなのは猫のおなかに顔をうずめる事です。
　最近はやりの猫鍋も癒されますねーーー。ああ猫ちゃんが飼いたいよーーー。（今はマンション住まいなので飼えません・・・）